口腔粘膜疾患

口腔の病気は舌や頬、歯茎などの軟らかい組織にできる病変と、歯や顎の骨などの硬い組織にできる病気の2つに分けられます。この軟らかい組織にできる病気には、水泡を形成する疾患、潰瘍を形成する疾患、カンジダ(真菌)症、口腔粘膜が白くなる疾患や白色のレース状病変を呈する疾患など多彩です。特に口腔粘膜が白くなる白板症は前癌病変のひとつとされ、経過観察中に数%が癌化するとされています。当院では口内炎やその他粘膜疾患に対して適切に最新のレーザー機器にて処置が可能です。口腔内に気になる症状がある場合は当院での診察をお勧めします。
口腔乾燥症

口の中は常に唾液によって湿った環境にありますが、唾液腺の疾患や糖尿病などの全身疾患、放射線治療、高血圧の薬や抗うつ薬などの薬物、高齢、自律神経失調症などにより口の中が乾燥する状態を口腔乾燥症といいます。当院では口腔乾燥症に対して適切な検査・治療等を行い、その緩和をめざします。
舌痛症・歯科心身症
舌の表面に外見上異常がないにも関わらず、舌の先端や縁にやけどをしたときのようにヒリヒリ、ピリピリとした痛みをきたす疾患を舌痛症と呼んでいます。ビタミン不足、自律神経の異常、ストレス、服用薬物の副作用などが原因と考えられていますが、原因はいまだはっきりしません。最近舌痛症や歯科心身症などの疾患が増加しています。当院では口腔外科にて培った経験・知識を元に正確に診断・治療を行いますのでいつでもお待ちしております。
歯科恐怖症
過去のトラウマや潜在的な意識にて病院や歯科医院に極度の恐怖心を持たれている患者様が度々おられます。当院ではインフォームドコンセント・インフォームドチョイスの徹底、その人その人の性格・個性を把握し無理のない治療計画の立案を心がけております。痛みのない麻酔、治療も得意としているため、まずは相談も兼ねてお気軽に来院されてみてください。